2018年1月14日日曜日

温故知新をどうたらこうたら




皆さまこんにちは。



近頃雪どころか雹が降ってきたりと摩訶不思議な天候ですがいかがお過ごしですか?



さて、異様な冷え込みでうんざりしますが

一月は行く・二月は逃げる・三月は去る

と言うように、

これからの時期バタバタしてるうちにすぐ過ぎているのは私だけではないのでは。



過ぎた先はもう春でございます。

桜の開花っていつ頃からでしたでしょう。



そんな春の訪れを迎えるために、今回はデニムジャケットをお勧めしたいです。



デニムジャケット、

最早 春のファッションアイテムの定番中の定番といっても過言ではありませんが

彼らにも色々種類があるのです。



ではまずその歴史から、

デニムジャケット、デニムパンツは19世紀末のアメリカの開拓時代に誕生しました。



元々ワークウェアとして「動きやすさ」や「頑丈さ」を重視され開発されたので

当時の労働者の作業着として使われていました。



そして当時は今とは違い"プリーテッド・ブラウス"と呼ばれており、

当時はアウターというよりかはシャツの認識で着られていたんですね。



古着のデニムジャケットを見られる時、

肘周りなど激しく色落ちしていたりするものありますよね。

それは元々デニムが炭鉱などの労働者の作業着として

ハードに使用されてきた名残なのかもしれません。



「ブルーカラー」とは上下デニムに身を包んだ彼らを指して作られた言葉だとか。






今や世界的キャラクターのこの双子、

忘れ去られつつある職業の設定は配管工でございます。



それゆえ着用するのはデニム素材のオーバーオールなのです。



何十年も一線で働く彼のオーバーオールは

一体どんな色落ちをしているのだろう…

気になりませんか?



そんなことに思いを馳せつつ、続いてデニムジャケットの種類をご紹介します。



デニムジャケットには大きく分けて4つの種類があります。

(今回は長くなるといけないので割愛気味で)



① 1stタイプ

この1stタイプにも色々モデルがありますが、ここも割愛で、

上でも言ったように最初は作業着として使われていたので

形や雰囲気もどこか無骨な男臭い印象。

シルエットもボックスタイプでストーンと言う感じですね。

特徴としては片方だけのポケット、胸元のプリーツ、それを止めるボックス型のステッチ。



② 2ndタイプ

2ndは1stの後継モデルとして出て、見た目にもさほど違いがありません。

1stからの変更点としては胸元のポケットが両方付いたところですかね。

そういうところも含め、1stに比べてファッション性も増し

デニムジャケットの中でも人気の形でもあります。



③ 3rdタイプ



・Used / Levi's Denim Jacket
¥4,860-


3rdは今の時代では標準モデルとして流行っていて、

恐らく皆さんがよく知っているのはこの形だと思います。

特徴としては下から胸元のポケットにかけてのV字ラインです。

そして前のモデルから続いていたプリーツを無くしています。

このことによって更にファッション性が高くなって、

それが今の時代にフィットしているのだと思います。



④ 4thタイプ



・Used / Levi's Denim Jacket
¥4,860-


4thは3rdとさほど変わりません。

一番の変更点は3rd比べて着丈が長いところ。

加えてV字の傾斜が緩くなっているところです。

3rdはVラインが強調され着丈も短い分スッキリとした印象、

4thは着丈が長い分ゆったりと着られ優しい印象です。



いかがでしたでしょうか?

少々長くなってしまいましたが、デニムジャケット1つとっても

これだけの歴史と知識が詰まっています。





↑ Levi'sだけでなく、Wrangler Denim Jacketもございます。





こんな風にコートにインすれば冬でも全然戦えます。色の合わせもよいですね。



近頃デニムの色落ちを嫌がる方が多いと耳に挟みました。

確かにリジッドから中途半端に青くなったデニムを見ると

やってしまった」と思ってしまったりもします。



しかしその色落ちは他の誰でもなく、着用したあなたの物です。



固有であり、無二。



古着のデニムの色落ちも他に一つと存在しない、

過去の所有者による唯一の加工品。

そういう視点で見ると色落ちしたデニムにも興味が湧いてきませんか?



そんな世界に一点しかないデニムジャケット。今なら沢山ご用意ございます。

一度お試しにいらしてください。



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